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邦画の可能性を引き上げてくれた
佐藤信介監督のGOODPR!

最近ハマっているドラマがあります。「今際の国のアリス

https://www.netflix.com/jp/title/80200575

Netflix (ネットフリックス) オリジナルドラマですが。

まず、

・原作への忠実性

・ドラマとは思えないVFX

・地上波では真似のできない構成

…等々

面白いです。いやほんと。

邦画を観る時にいつも抱いていた、ハリウッド、諸外国への劣等感。

僕は、何を隠そう1990年代以降の邦画が嫌いでした。過去、黒澤明監督、本多猪四郎監督等が築いていった1960年代の邦画黄金期以降は、悪い意味での日本らしい保守的で、技術もカットも何か精神論だけで構築された自己満足的な要素しかないそんな映画で満たされていたような気がして、ハリウッド映画のようなエンターテインメント的要素を重視した映画が邦画には存在しない気持ちでいたのです。

邦画も世界に追いついてきたなと感じた「アイアムアヒーロー」という作品

そんなどこかしら、「邦画はしょぼい」という印象を持っていた私ですが、2016年に「おっ邦画も中々世界に追いついてきたんじゃない?」と思わせた作品が「アイアムアヒーロー」です。こちらの作品、漫画の実写化ですが、過去「デビルマン」や「ルパン3世」、などの様々な失敗例を知る私にとってこの作品は「あれ?意外に頑張ってんじゃん!」的な印象を受けました。その時はロケが韓国だったので「どうせ韓国チームのVFX技術がすごかっただけでしょ」なんて思っていたのですが…(この頃、私はVFXや撮影編集技術はもう韓国に追い越されたなと思っていたので)

しかし、そうではなかった。

それは、私の勘違いでした。ちゃんと日本映画の根本を引き上げてくれた「男」の存在がいたのです。その男の名は…

佐藤 信介

広島県

比婆郡出身

そう、あの「ヒバゴン」で有名な比婆郡出身。(ヒバゴン知ってますかね?)そうです。この男が暗躍していたのですね。私も一応VFXをやりますので、様々な映像を観たり分析しますが、間違いなくこの監督はハリウッドのカットや演出などなど、相当研究をしていると思います。この佐藤信介監督です「GANTZ」や「キングダム」等の著名作品を手がけるすごい監督です。しかし、私は今回、別に「GANTZ」や「キングダム」で彼を評価しようとは思いません。

それはなぜか?

私は今回「今際の国のアリス」を制作した、佐藤信介監督を評価したいのです。それは何故か?

それは本作品が

「Netflix」で作られていること。

それにつきます。本作品。観ていて感じるのは、「縛り」「制約」を感じないのです。例えば、本作品中に自転車で3人乗りするシーンが入っています。これは地上波ではもちろん、あるいは映画ですら自主規制・スポンサーへの意向でNGなシーンだと思います。残虐的なシーン含めほとんど規制を感じない。だからこそ「今際の国のアリス」では佐藤監督の本領発揮をしっかり堪能できるのです。彼の作るワンカット、ワンシーンは非常にハリウッド的で様々な映画のオマージュを感じ、だからこそ私のような人間に刺さります。邦画に保守的な人は、ハリウッドのモノマネだと言うかもしれませんが、私にとっては、邦画を5年進化させた人と思います。そんな佐藤監督の作品を今後も楽しみにしています。

そんな佐藤監督のGOODPR!

そんな佐藤監督ですが、映画業界に革新をもたらした人物でもあります。

紙でのコンテ共有をやめiPad導入で情報管理を一元化。

彼は、今までの常識であった紙での絵コンテやアナログな情報共有を排除して、全ての撮影チームにiPadを導入「GENBANOTE」と言うアプリを使用して、作業時間の効率化に努めました。なるほど彼の映画を観るととにかくワンカット、シーンが細かい!これも情報共有の合理化の賜物であろうと推察します。できる男の影には、必ず業務の効率化、合理化が潜んでますね。

そんな「今際の国のアリス」シーズン2は2021年公開予定。

今から楽しみですね!