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突然ですがクイズです。

湖にスイレンの花が落ちた。
スイレンは1分経つと
2倍に増える。
湖がスイレンでいっぱいに
なるのに48分かかる。
では、スイレンが湖のちょうど半分になるのに何分かかるだろうか?

正解は「47分」

スイレンは1分で2倍になります。

48分で湖がスイレンでいっぱいになったのなら、湖の半分になるのはその1分前。

これは有名な「スイレンの花」問題ですが、これと同じようなバイバイン(通称栗饅頭)問題が日本で巻き起こっています。

新型コロナ 全国の感染発表 初の1万人超 1日としては過去最多

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210729/k10013167811000.html

この感染者1万人は見方によっては、日本のコロナ事情が大きなフェーズを迎えたと言っても過言ではないでしょう。

イギリスでみる1万人以上感染の動向

上記はイギリスの日次統計ですので、その日の感染者報告数。3/23に3000名以上の感染者が、出た日よりロックダウンを開始します。

フリーランスも含む全職種の給与の8割を保障する手厚い制度と、外出に関する罰則で、人流を減らし、ロックダウン中には徐々にその感染率を抑えられたかのようにみえた、イギリスの政策でしたが、残念ながらロックダウン解除後にはすぐに感染者数が増加。

9/4には再び3000人以上の感染者が現れ、10/1にはついに1万人以上の感染者が出てしまいます。

10/21には、ついに2万人を超える感染者となり、短いロックダウンを挟みますが、12月には8万人の感染ピークを迎え今に至ります。

イギリスの事実を踏まえて

日本はいつまで、「緊急事態宣言」→「解除」→「緊急事態宣言」→「解除」のサイクルを続けるのか?

それが今後の問題です。

イギリスと違ってしっかりとした保障はしない。とにかく金は出したくない。しかし、世論的に「Living with COVID-19」なんて言えば、選挙前に大きく支持率を落としてしまう。

そんなジレンマに陥っているのが日本政府。そして一番の問題は、「緊急事態宣言」が今、感染率の減少に効果を発揮できていない事。上のグラフを見ればわかりますが、少なくともイギリスの場合は「ロックダウン」中には、感染抑制の効果を発揮しています(すぐリバウンドしていますが)。

現状の「緊急事態宣言」は4度目。

ですが、7/12より実施しているにもかかわらず、コロナの潜伏期間が大体2週間として、発令後その効果もなく、1万人以上の感染者を出し、なお上昇トレンドである事。これは、政府自体が中途半端な対策を繰り返し、「緊急事態宣言」そのものを軽んじてしまった結果そのものだと言えるでしょう。

ちょうど選挙の時期に今より大きな感染ピークが待っている。

その時、政府がどんな対策を持って国民と対峙しているのか?

さてどうなるのでしょうか。

ありがとうございます。

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